水野 麻弥
1980生まれ。
金沢美術工芸大学工芸科にて彫金を専攻。
卒業後、日本宝飾クラフト学院で、ジュエリーについて専門的に学ぶ。
ジュエリー工房勤務後、2004年に独立。フリーで制作を始める。
2005年初個展(倉敷・フェリシテ)以後定期的に個展を開催。
2010年頃から動物をモチーフにした作品を作り始める。
2014年からデパートでのポップアップにも参加。
地元の岡山で制作しながら、各地で活動中。
BLOG & INFO
動物モチーフの作品を作り出してから、もう14年以上になりました。
なんで動物なの?なんでジュエリーなの?というと、ジュエリーの作家でやっていこうと決めたわたしが動物が好きだったから、というとても単純な理由からです。個展をやり始めた20代半ばの頃はもっと抽象的な形のものを作っていて「次の個展のテーマはどうしようかなぁ‥。」と考えていた時に「動物好きなんだから、動物がいいじゃん」と何気なく父に言われた言葉がきっかけでした。そこから気づけば14年、ずっと動物を作り続けています。
そんな動物好きのわたしの家には今、カメとネコがいます。ロシアリクガメのオカメちゃん(6歳・雄)とキジトラのメイちゃん(1歳・雌)です。
オカメちゃんは2020年、コロナ禍で突然時間に余裕ができた時に「憧れだったリクガメを飼ってみたい!」という気持ちが大きくなって、ブリーダーさんから譲ってもらったカメです。飼い始めた当時はリクガメの飼い方をよく知らず、わたしの温度管理が悪くて肺炎で死にそうになった事があり‥。運よく爬虫類に強いお医者さんのところで処置していただき、九死に一生を得たのでした。(岡山でエキゾチックアニマルのお医者さんを探されている方、ナカムラペットクリニックお勧めです)爬虫類は人間と体の構造も遠いし、慣れるまでは何がどうなのか、どう感じているのか、どうするのが正解なのかよくわからなくて迷いましたが、じぃ〜っとずっと観察して一緒にいるとだんだん分かってくるものですね。最初は68gでへなちょこだったオカメちゃんも、今は何と550g。甲羅がもりもりの立派なリクガメになりました。
一方、メイちゃんが家の来たのは昨年の5月1日。家の庭によく来ていた野良猫が、ある日突然子猫を咥えてやってきて、玄関の前にその子猫をポテっと置いていったのです。もしかしたらまた迎えに戻ってくるかも、と一晩玄関の前に置いておきましたが翌朝になっても子猫はそのまま‥。意を決して、抱き上げたらお腹がひんやり冷たくて「あぁぁぁ‥、、、もう放っておけない!!」と動物病院に連れて行き、その足でペットショップで猫ミルクと哺乳瓶を買ってきて。動物病院の先生によるとこの時生後3週間。そこからすくすくグングン大きくなり、1年たった今では一丁前の猫になりました。
そんな感じでずっと飼いたかったリクガメと、思いがけずやってきたネコとの生活。気になる2匹の関係は。また追々書いていけたらな、と思っています。
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